初めての奄美だったのですが、降り立った時から島の伝統産業である大島紬振興への力の入れ具合がビシビシ伝わります。空港や名瀬の街の案内板、ホテルや商店の壁飾りやテーブルセンター等々、いたるところに大島紬が使われていました。職人さんたちが技と時間をかけて丁寧に織り上げた大島紬を私たちが大切に皆さまにお届けして行かなければと再認識しました。
さて、
奄美の自然の素晴らしさは皆さまご存じの通りですが、一つだけ行ってみたい場所がありました。
それは「田中一村記念美術館」。
田中一村は生前に作品を公表する機会もなく、晩年に奄美に渡った孤高・不遇の画家と呼ばれた人です。画風の素晴らしさは、赤札市で10年間お世話になっている京友禅作家の阿部容子さんからもお聞きしていました。その力強さ美しさは、彼の背景と重なり胸に深く届きます。皆さまもぜひ一度「田中一村」を検索してみてください。
それからそれから、やっと今回のタイトルの「金環日食」。これに合わせて日程を組んだわけではないのですが、見れました! 前日の予報を覆してなんと朝日が差しているではありませんか。
完全な金環日食のコースからは外れていましたが、どうぞ奄美大島・名瀬からの画像をご覧ください。
by Y
